自分のＨＰ( http://www.geocities.co.jp/MusicHall/1222/ )では、
エッセイなるものを書いているんですが、恋愛に関する事は、ここで初めて書きます。

よく友人などから、自分のあるいは他人の愛や恋などについて意見を求められたりします。
だからと言って、私が経験豊富だとか、正しい意見を述べていると言うわけではありません。
むしろ、経験が少ない、正論ではない意見、つまり私自信の考えを有りのままに述べる。
といった事が意見を求める側に受け入れられているのかもしれません。

私が思う恋愛について、遠まわしに柔らかく、そして時にはストレートに強く、
僅かながら述べさせていただきたいと思います。

さて、では恋愛とは一体何なんでしょうか？
片思いの時期を「恋」、付き合っている時期を「愛」と、勝手に解釈させてもらいますが、
それが合わさった「恋愛」とは、どういうものなのでしょう。

一般的に、男と女、二人が恋人同士になる事を言うのですが、
私が思うに、恋人同士になった時、そこには一つの国家が生まれてくるのです。
つまり、二人は国民です。絶対的民主主義の国家です。
ですから、どちらが大統領だ、どちらが首相だという、どちらが偉いということはありません。
二人しかいない国なのです。二人が主権なのです。

そして、この国の法律は二人だけが決められるものなのです。
誰の干渉も受けることはないのです。出来たてのこの国はまだ発展途上国ですが、
二人が協力し合い、努力し合って、先進国にでも、世界一幸せな国にでもいくらでもなるのです。
その協力し合う、努力し合うことこそが、この国、
恋愛をしている二人には大切な事なのは百も承知のことでしょう。

彼のために何かしてあげたい。彼女のためにもっとがんばろう。
彼のために、彼女のために苦労したい。と言うのは、所詮、理想なのでしょうか。
実際には、彼も嫌な事をしたから。彼女も嫌な事をしたから。
彼も、彼女も嫌な事をしたから仕返しをしてやるんだ。
といがみ合いが見受けられるのは私の周りだけなのでしょうか。

私個人の意見としては、恋愛というものは努力ばかりしなくていけない、とても辛いものなのだと思います。
　しかし、その辛い事を、「努力してあげたい、幸せにしてあげたい。」という気持ちで、
とても楽しいもの、幸せなものにする事が出来るのです。
そして、この辛いだけの恋愛を、楽しいものにする喜びこそが、
人を好きになって、恋愛をする醍醐味なのではないかと思います。

好きな人を、一所懸命幸せにしてあげてますか？
何処よりも裕福な国を築くべく、苦労をしていますか？