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☆〜愛とは written by kao〜☆

ここのHPを訪れている人達はそれぞれに色々な恋愛体験をして
悩んだり苦しんだりしているようですね。
「愛」というものについて考えている人もいるようで
この場を借りて30歳を過ぎた私の見解を話させて下さい。

「好き」とか「恋」という感情はもう皆さんご存知のとおりだと思います。
苦しくなったり、相手にも同じだけの気持ちを求めたり…
あるいは自分の気持ちの方が相手のそれよりも重いのではないかと気になったり
けっこう自分勝手で我儘な感情なのが
「好き」であるとか「恋」であるとかの気持ちだと思われます。

また恋愛においての「好き」の感情というものはやがて冷める可能性のあるもの
同棲したり結婚したりすると少しずつ相手の嫌な面が見えてきて
なかなか「好き」という気持ちを持続させるのは難しいものです。
「恋」もまたやがて冷める可能性のあるものだと思われます。
「恋」というのはその人といるとドキドキしたり落ち着かなかったり
何とかしてその人に良く思われたくて頑張ったりできるものではないでしょうか?
この感情がずっと続く恋人や夫婦もいると思いますが、
大抵は何年も一緒に居るうちに冷めてしまうものです。

それでは「愛」とは何なのか?
それこそずっと続くものだと思うんです。いわゆる永遠ってやつです。
たぶんこれにはドキドキしたり相手の事を思って苦しくなったり、
切なくなったりする感情はありません。
これこそが自分と相手の事を思う最大限のものだからです。
しかし、ここに来ている方達はまだまだ若い方が多いように思います。
きっと30を超えているのは私くらいでしょう。
私もこれが「愛」なんだってわかるようになったのはつい最近の話です。
これを理解できるのは皆さんが素敵な恋愛を繰り返して何年か経った時だと思います。
相手の全てを受け入れられるもの、とくに相手の欠点や嫌な面、短所を受け入れられるようになり、
そして相手のその短所、欠点、嫌な面を自分が補ってあげようと考えられるようにもなりました。

その人が私と一緒にいる時、一番幸せでありますように…
でも勿論、私よりも一緒にいて安らげる人がいるなら、それはそれで認めます。
その人を愛しているから一番幸せでいて欲しいんです。
その為には一緒にいるのが例え私でなくても構わないんです。
いつでも、どこにいても、何年経っても、彼の幸せを一番に願っていられる私でありたい。
そう思えるようになった時はじめて私はその人を「愛」しているんだと気付きました。

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