NO！といえる勇気を

誰かに好かれるのって嬉しいものですよね。
でもだからって誰とでも付き合えるわけではありません。
自分が好きではない人と付き合っても楽しくないですよね。

せっかく好意を持ってくれた人に断るというのはとても申し訳ない
気持ちになってしまいますが、断るときはきちんと「ＮＯ！」と言えなければなりません。

まずは自分の気持ちを伝えますよね。
でもちょっと待って！
あなたはきちんと相手に「好きではないし付き合えない」ということを伝えることができますか？

もしも相手に気を使ってはっきりとしなかった場合は余計に相手を傷つけたり
泥沼にはまってしまったりすることもあるんですよ。

相手が告白してきたら確かに嬉しいでしょう。
でも嬉しいからといって「今は付き合う気がない」などと
答えを先延ばしするのはよくありません。

友達だった異性から告白された場合などはその後も付き合いを続けたい
がために、はっきりと言わないケースもありますが
その場合最後に傷つくのは相手で困るのは自分です。

でははっきりと言わなかった場合どうなるかをシュミレーションしてみましょう。

友達から告白されて「○○のことは好きだけど付き合えないんだ」
というような曖昧なことを言ったとします。
たぶんこの時の言った方の心理としては、
「友達として○○のことは本当に好きなんだから問題はないだろう」
というところでしょうか。でも言われた方の○○は
「私のことは好きだけど今は付きあえないのか、もうちょっと待ったら付き合ってくれるのかも」
となります。そうすると言われた方は諦めることなく相手のことを想い続けます。

この場合、告白された方に彼女や彼氏がいないうちは表面的には全く問題はないでしょう。
でも、彼女や彼氏が出来てしまった場合○○は「裏切り」を感じます。
そのあげくに責められることになったりして友達の関係はおろか、
挨拶さえしないような関係になることもあります。
もしも最初にはっきりと断っていれば何分の１かの確率で友達でいられる可能性はあります
が、こうなったらもう終わりです。
会社や学校といった組織の中だと自分の信用問題にかかわってくることもあります。
(少し大げさですが・・・)

断るときは「相手のことが好きではないので付き合えない」ということを明確に伝えましょう。
諦めるという行為もその人にとっては大事です。
いつまでも自分の方をみていてほしいという思いは誰にでもありますが、
相手のためを思うならはっきりということも大切です。

誠意ある態度で接していれば自然といい人間関係ができあがると思いますよ。